発売当時の反響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:28 UTC 版)
「サンダーフォースIV」の記事における「発売当時の反響」の解説
本作は、発売からまもなくメガドライブ用ソフトの名作として知られるようになった。 批評家たちは本作のグラフィックがシリーズ史上最高だと称賛し、縦方向への移動 やラスタースクロール を取り入れたことについても評価する声が上がった。Mean Machinesは、芸術的なグラフィックを称賛し、縦方向に移動することによって広大さを表現するというアイデアには脱帽したと述べた。 Mega(英語版)はステージのランドスケープが広がり、ラスタースクロールとも相性が良かったと評価している。Mega Drive Advanced Gamingも、セガの16ビット機の歴史の中では見たことのないラスタースクロールの使い方であるとしている。また、大きなスプライトや、滑らかなアニメーションなどを評価するメディアもあった一方で、激しい動きが生じた際にフレームレートが落ちてしまう点を指摘するメディアもあった。 サウンド面については反応が分かれた。多くのメディアは肯定的に受け止めており、このうちGameFan はグラフィックとサウンドがカートリッジのゲームではなくCDのゲームかと思うような品質だったと述べている。一方で、Megaは音楽について、「方向性が不明瞭なうえ、やかましく、日本的なグダグダ」( "aimless, twittery, Japanese meanderings.")があったと指摘している 。 プレイ性についても評価が分かれ、「病みつきになる」("addictive")や、「アドレナリンがドバドバ出る」( "pure adrenaline") と称賛したメディアもある一方、シューティングゲームとしては平凡であるとしたり、オリジナリティの欠如を指摘したメディアもあった。 Mean Machinesは『IV』をメガドライブ史上最高のシューティングゲームだとしつつも、『III』との類似性を指摘し、オリジナリティさえあればなおよかったと述べている 。 Sega Forceもシリーズ初期作品と似ているという見解を示しており 、Megaもグラフィック面を称賛する傍らゲームシステムが平凡だと述べている 。 ステージ選択や武器・パワーアップの多様性など、難易度の調整については好意的に受け止められている一方、Mega Drive Advanced Gamingは初心者には若干難しいかもしれないと指摘している。
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