病原体としてのアカントアメーバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 08:35 UTC 版)
「アカントアメーバ」の記事における「病原体としてのアカントアメーバ」の解説
アカントアメーバに起因する病気はアメーバ性の角膜炎や脳炎である。後者はアカントアメーバが外傷から侵入し、中枢神経系へ拡散することで引き起こされる。前者は眼球の角膜への侵入による。アカントアメーバは眼球とコンタクトレンズの間でも増殖し得るため、日本やアメリカではコンタクトレンズの使用に伴う角膜炎が多く報告されている。しかし世界的に見れば、コンタクトレンズを使用しない場合でもアカントアメーバ角膜炎の発生が報告されている。角膜炎防止のため、コンタクトレンズの装着前にはこれを十分に洗浄し、水泳やサーフィンなど曝露の機会がある場合には取り外すことが推奨されている。
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