番所槍(ばんしょやり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 14:28 UTC 版)
町と町を隔てる木戸(町門:まちかど≒街角とも言われる)脇に夜間亥の刻(22時) - 明六つ早朝(6時)間の通行住民の往来や出火をチェック・治安維持・警備を行う木戸番屋と木戸の向かいに併設された自身番屋と呼ばれる番所・番屋(消防の早期発見と交番のような役割を兼ねていた)内に立て掛けられていた自警用の短槍。番所には火の見櫓が併設されていることが多いから物見槍とも呼ばれる。町人(庶民)でもある木戸番・自身番が扱いやすいように柄長150 - 180センチメートル前後のものが多い。
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