留学中の業績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 02:52 UTC 版)
日本を出航する直前、恩師で東京大学皮膚科教授の土肥慶蔵より『世界の梅毒史』のドイツ語への翻訳を命じられ、航海中に翻訳し、ベルリン到着後に完成した。これは留学中、最も困難を極めた仕事という。 ベルリン・フリードリヒスハイン市立病院病理部のPick教授の下で病理学を学ぶ。その仕事は "Ueber Nierenveraenderungen nach Vershuetttung" Seigo Minami, として Virchows Archivに掲載されたが、これは第一次世界大戦の戦傷の腎不全による死者の病理学的検討であり、世界で最初の挫滅症候群の報告である。
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