畑仲哲雄とは? わかりやすく解説

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畑仲哲雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 03:52 UTC 版)

畑仲 哲雄(はたなか てつお、1961年9月 - )は、日本ジャーナリスト、ジャーナリズム研究者、龍谷大学社会学部教授[1][2][3]

経歴

大阪市に生まれる[3]

1985年関西大学法学部を卒業し、毎日新聞社の新聞記者となった後、1990年に日経ホーム出版社(日経BPの前身)に転じて『日経トレンディ』編集部で編集記者となり、次いで、1991年共同通信社に移って2011年まで勤務した[2]

共同通信社在職中の2004年から、東京大学大学院情報学環学際情報学府に学び[2]2013年に「ジャーナリズムにおける<地域>という立脚点:地域紙とNPOの「協働」に関する事例研究」により、東京大学から博士(社会情報学)を取得した[4]。翌2014年に出版された博士論文に基づく著書『地域ジャーナリズム コミュニティとメディアを結びなおす』によって、2015年に第5回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞を受賞した[5]

おもな著書

単著

  • 『スレイヴ:パソコン音痴のカメイ課長が電脳作家になる物語』 ポット出版、1998年
  • 『新聞再生:コミュニティからの挑戦』 平凡社(平凡社新書)、2008年
  • 『地域ジャーナリズム:コミュニティとメディアを結びなおす』 勁草書房、2014年
  • 『ジャーナリズムの道徳的ジレンマ』 勁草書房、2018年
  • 『沖縄で新聞記者になる:本土出身記者たちが語る沖縄とジャーナリズム』 ボーダーインク、2020年

共編著

  • 菊池理夫・小林正弥(編) 『コミュニタリアニズムのフロンティア』勁草書房、2012年
  • 松浦さと子(編) 『日本のコミュニティ放送:理想と現実の間で』晃洋書房、2017年
  • 田中秀幸(編) 『地域づくりのコミュニケーション研究:まちの価値を創造するために』ミネルヴァ書房、2017年
  • 田上孝一・ 菊池理夫・有賀誠(編) 『政府の政治理論』晃洋書房、2017年
  • 李相哲(編) 『日中韓メディアの衝突:新聞・テレビ報道とネットがつなぐ三国関係』ミネルヴァ書房、2017年
  • 中野晃一(編) 『危機の時代と「知」の挑戦』論創社、2018年

脚注

  1. ^ 畑仲 哲雄(ハタナカ テツオ)”. 龍谷大学. 2017年10月17日閲覧。
  2. ^ a b c 畑仲 哲雄 - researchmap
  3. ^ a b 畑仲 哲雄”. 勁草書房. 2017年10月16日閲覧。
  4. ^ ジャーナリズムにおける<地域>という立脚点 : 地域紙とNPOの「協働」に関する事例研究 畑仲哲雄”. 国立国会図書館. 2017年10月17日閲覧。
  5. ^ 内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞について”. 日本マス・コミュニケーション学会. 2017年10月17日閲覧。

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