町田市金森地区コミュニティバスとは? わかりやすく解説

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町田市金森地区コミュニティバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/03 06:41 UTC 版)

町田市金森地区コミュニティバス
運行開始当初の車両(や159、除籍済)
愛称 かわせみ号
運行開始 2007年3月25日(成瀬駅ルート)
2009年7月18日(町田駅ルート)
運行終了 2012年9月30日(町田駅ルート)
自治体 東京都町田市
委託事業者 神奈中タクシー(座間営業所)[注 1]
登録番号 相模ナンバー
所管系統数 1ルート2路線
外部リンク 町田市地域コミュニティバス
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町田市金森地区コミュニティバス(まちだしかなもりちくコミュニティバス)は、成瀬駅ルートで2路線を運行している。愛称は「かわせみ号」。町田市と金森地区コミュニティバス運行協議会より委託を受けて神奈中タクシー座間営業所が運行を担当する。かつては町田駅ルートも運行されていた(後述

概要

2007年3月25日に現行の成瀬駅ルートが運行を開始する。町田営業所が担当する「まちっこ」、小田急バスが担当する「玉ちゃんバス」に次ぐ町田市コミュニティバス第3弾で、バス事業者と町田市、金森地区コミュニティバス運行協議会の3者にて運営される[1]。当時の運行担当は神奈川中央交通大和営業所。当初はわさび田公園前経由のみだったが、2018年7月の路線見直しで、新たに南中学校東経由が設定された。

2009年7月18日には2路線目として町田駅ルートが運行を開始し[2]、折返場が無い町田駅南口へのアクセスのために境橋を渡り、相模原市内の鹿島神社付近を経由するがその間に停留所の設置は無かった。また、この区間に存在する「町田駅南」交差点が土曜・休日の日中時間帯に限って直進禁止となる[注 2]ため、この時間帯は市営駐車場入口(JR町田駅ターミナル口の裏口となる)を起終点とし、付近の道路をラケット型に折返して運行していたが、一定期間が経過しても収入の最低ラインに達することが出来ず、近隣に神奈川中央交通の一般路線(町89)も運行されていたことから、2012年9月30日で路線廃止となった。

「まちっこ」とは異なり、赤字の場合を除いて原則として町田市から補助金が無いため、通常の神奈川中央交通と同様の運賃制度を採用しており、PASMOSuicaも利用可能であるが、カナちゃん手形は神奈中タクシーへの路線移管時に使用不可となったほか、東京都シルバーパスは2017年7月1日から利用できない。町田市では、停留所ポールなどの調達は事業者、路線を問わずに一括して市が実施し、後述の試験運行の際には補助金が交付されるもののコミュニティバス路線は原則として独立した採算制度を採用しており、本運行の開始まで、または運行中であっても収入が運行維持の最低ラインに達せず赤字が継続する場合はそのまま路線廃止の可能性がある。

2023年4月1日より運行事業者が変更され、神奈中タクシー座間営業所に移管。

現行路線

成瀬駅ルート
  • わさび田公園前経由:成瀬駅南口前 → 金森図書館前 → 金森二丁目中央 → 金森 → わさび田公園前 → 都立小川高校前 → 成瀬駅南口前
  • 南中学校東経由:成瀬駅南口前 → 金森図書館前 → 金森二丁目中央 → 金森 → 南中学校東 → 都立小川高校前 → 成瀬駅南口前

廃止路線

町田駅ルート
  • 平日循環:町田駅南口 → 市営駐車場入口 → 金森第6住宅入口 →(都営住宅内循環)→ 防災いこいの広場入口 → 金森第6住宅入口 → 町田駅南口
  • 休日循環:市営駐車場入口 → 金森第6住宅入口 →(都営住宅内循環)→ 防災いこいの広場入口 → 金森第6住宅入口 → 市営駐車場入口
  • 平日始発:金森第6住宅入口 → 防災いこいの広場入口 →(都営住宅内循環)→ 金森第6住宅入口 → 町田駅南口
  • 休日始発:金森第6住宅入口 → 防災いこいの広場入口 →(都営住宅内循環)→ 金森第6住宅入口 → 市営駐車場入口
  • 平日最終:町田駅南口 → 市営駐車場入口 → 金森第6住宅入口 →(都営住宅内循環)→ 防災いこいの広場入口
  • 休日最終:市営駐車場入口 → 金森第6住宅入口 →(都営住宅内循環)→ 防災いこいの広場入口

車両

車両は、黄色い専用塗装の小型ノンステップバスが使用され、2007年の運行開始時に三菱ふそう・エアロミディMECNG改造車(PA-ME17DF)を2台購入(や158・159)。2009年の町田駅ルート試験運行開始時に同型式のCNG車を1台追加購入したが、町田駅ルート廃止に伴い「まちっこ」予備車として町田営業所へ転属した(や36→ま177)。2018年3月から現行車両の日野・ポンチョ(2ドアロングボディ)に代替開始され、ME1台(や159)がポンチョ(や160)に置き換えられた。2019年2月には残りのME1台(や158)もポンチョ(や159)に置き換えられ、新型車両への代替が完了した。

その他

なお、綾瀬市コミュニティバスも「かわせみ」の愛称で、神奈川中央交通も受託しているが、こちらは神奈川中央交通綾瀬営業所相鉄バス綾瀬営業所が担当している。

脚注

注釈

  1. ^ 2023年4月1日に神奈川中央交通東 大和営業所(当時)から事業者変更
  2. ^ 鹿島神社方面から南口への直進のみ禁止(鵜野森方面への左折のみ可)となるが、鵜野森方面から南口への左折進入は可能で、南口が車両通行止めになるわけではない。

出典

  1. ^ 金森地区コミュニティバス・成瀬駅ルート(かわせみ号)”. 町田市 (2020年2月5日). 2020年3月23日閲覧。
  2. ^ 002 町田市コミュニティバス”. バスマップ. 2020年3月23日閲覧。

関連項目

外部リンク




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