男子シングルにおける採点ミスとは? わかりやすく解説

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男子シングルにおける採点ミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 04:06 UTC 版)

第74回全日本フィギュアスケート選手権」の記事における「男子シングルにおける採点ミス」の解説

男子シングル順位ついて、日本スケート連盟当初コンピュータソフトの対応不備等と説明していたが、後日採点ミス判明した織田信成ジャンプ規定違反正しく採点処理できなかったのが原因だった。 織田フリースケーティングにおけるジャンプについて、試合終了直後は、 「3回アクセル3回転トウループ-2回転ループ」 「3回ルッツ-2回転トウループ」 「3回サルコウ」 「2回転アクセル3回転トウループ」 「3回フリップ」 「3回ループ」 「2回転アクセル」 「3回ルッツ」 という判定なされていた。しかし、表彰式終了して優勝者記者会見が始まる直前判定訂正され織田ジャンプ構成は、 「3回アクセル3回転トウループ-2回転ループ3回ループ挑んだ回転不足で2回転になったもの)」 「3回ルッツ-2回転トウループ」 「3回サルコウ」 「2回転アクセル3回転トウループ」 「3回フリップ」 「3回ループ」 「2回転アクセル」 「3回ルッツ」 とされた。 フリースケーティングにおいては3回転以上のジャンプ2度挑んでもよいのは2種類までというルールがあり、この制限上のジャンプなされた場合、そのジャンプ得点無効0点)となる。このルールは、「実際に何回であったか」ではなく挑んだ回転数」で適用される3回転トウループと3回ルッツ2種類2度ずつ挑んでいた織田は、2回転ループ判定を「3回転に挑んだループであると訂正されたことにより、3種類のジャンプ2度ずつ挑んだみなされることとなったその結果最後に挑んだ3回ルッツ得点後半3回ルッツ基礎点6.60点とGOE0.80点の計7.40点)が無効となり、フリースケーティング得点は146.20点から138.80点、総合得点も226.10点から218.70点となった

※この「男子シングルにおける採点ミス」の解説は、「第74回全日本フィギュアスケート選手権」の解説の一部です。
「男子シングルにおける採点ミス」を含む「第74回全日本フィギュアスケート選手権」の記事については、「第74回全日本フィギュアスケート選手権」の概要を参照ください。

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