甲府運輸区

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甲府運輸区

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甲府運輸区（こうふうんゆく）は、山梨県甲府市にかつて存在した東日本旅客鉄道（JR東日本）八王子支社の運転士・車掌が所属する組織である。また、八王子支社管内では唯一となる、EL（電気機関車）、DC（気動車）並びにTRAIN SUITE 四季島を担当する運転士が所属する区所でもあった。現在は甲府統括センターに再編されている。事務所はJR東日本甲府総合事務所（甲府駅南口から徒歩5分）に所在する^[1]。

乗務範囲

運転士

• 中央本線：東京～塩尻間（御茶ノ水～三鷹間は急行線のみ担当。快速電車は豊田～高尾間のみ担当）
• 篠ノ井線：塩尻～松本間
• 青梅線：立川〜青梅間（DCのみ）
• 横浜線：東神奈川〜八王子間（DCのみ）
• 特急列車：あずさ、かいじ、富士回遊、はちおうじ
• 臨時列車：TRAIN SUITE 四季島（八王子～甲府間）、レール輸送車（DC）、配給列車（EL・EC）

車掌

• 中央本線：東京～塩尻間（御茶ノ水～三鷹間は急行線のみ担当。快速電車は立川～高尾間のみ担当）
• 篠ノ井線：塩尻～松本間
• 特急列車：あずさ、かいじ、富士回遊

沿革

• 2008年（平成20年）3月15日 - 甲府運転区と甲府車掌区が合併し、甲府運輸区発足。
• 2023年 (令和5年) 3月18日 - 甲府運輸区と甲府営業統括センターが統合し甲府統括センター発足。当区は甲府統括センター（運輸）となる。

その他

• 統合以前は旧甲府機関区の建物に入っていたが、老朽化と北口再開発により、統合と同時に南口エクラン（現在のセレオ甲府）の東側に新築された建物に移転した。
• 中央線普通列車の乗務員訓練用トレインシミュレータが設置されている（訓練用シミュレータは当区に限らず、JR東日本の各乗務員区所に設置されている）。2018年7月に設置され^[2]、乗務員の訓練のほか、時折子供向けの乗務員体験イベントなどにも使用される^[1]。

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b} 鉄道開業 150 年記念！貸切！6 組 12 名限定 甲府運輸区運転士・車掌シミュレータ体験会 - JR東日本八王子支社・2022年8月31日
2. ^ 甲府に乗務員シミュレーター - 日本経済新聞・2018年7月28日

表 話 編 歴 東日本旅客鉄道八王子支社
路線	中央本線 中央線快速 中央・総武緩行線 青梅線 五日市線 南武線 武蔵野線 ■八高線 横浜線
車両基地	豊田車両センター 武蔵小金井派出所 三鷹車両センター
乗務員区所	現有組織 豊田運輸区 立川運転区 立川車掌区 八王子運輸区 甲府運輸区 東所沢電車区 廃止組織 三鷹車掌区 拝島運転区

座標: 北緯35度40分0.3秒 東経138度34分10.6秒 / 北緯35.666750度 東経138.569611度 / 35.666750; 138.569611

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