田辺徹 (美術史家)とは? わかりやすく解説

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田辺徹 (美術史家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 01:32 UTC 版)

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田辺徹(たなべ とおる、1925年- )は、日本美術史学者、成安造形大学名誉教授

人物・来歴

石川県金沢市生まれ。1927年父・田辺孝次、フランス留学より帰国、東京市へ移る。1949年京都大学文学部哲学科美学美術史専攻卒。1949‐1985年平凡社第一編集部長、『太陽』編集長等を歴任。1954‐1985年財団法人朝倉彫塑館評議員、監事。1990‐91年ドイツ国立エッセン大学造形芸術学部特別研究員。1993年成安造形大学教授。96‐2000年同大学学長を経て、同大学名誉教授[1]

父が室生犀星の幼馴染だったため犀星とも親しかった。息子は美術史家で大東文化大学教授の田辺清(1952- )。

著書

共著

  • 『ヨーロッパの美術館』 (美術ガイド) 向田直幹 写真. 美術出版社, 1986.3
  • 『不思議なものをつくろう』 (あたらしい造形・美術) 藤沢英昭共著. 小峰書店, 1988.4

翻訳

  • ミシェル・ラクロット 他著『オルセ美術館 絵画 (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1989.4
  • エミール・メイエル『アムステルダム国立美術館 (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1990.3
  • ホセ・アントニオ・デ・ウルビノ編『プラド美術館 (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1990.7
  • マンフレート・ライテ=ヤスパー、ヴォルフガング プロハスカ, ルドルフ ディステルベルガー『ウィーン美術史美術館 (Scala/Misuzu美術館シリーズ 田辺清共訳. みすず書房, 1991.12
  • クリスティアン・レンツ『ノイエ・ピナコテーク ミュンヘン (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1992.10
  • エリザベス・エスティーヴ=コール 他『ヴィクトリア&アルバート美術館 (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1992.12
  • ミッシェル・ラクロット, ジャン=ピエール・キュザン『ルーヴル美術館 ヨーロッパ絵画 (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1994.3
  • ルチアーノ・ベルティ, カテリーナ・カネヴァ, アンナ・マリーア ペトリオーリ・トファニ『ウフィツィ美術館 (Scala/Misuzu美術館シリーズ みすず書房, 1994.7

脚注

  1. ^ 『戦争と政治の時代を耐えた人びと』



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