田村三代記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 06:09 UTC 版)
『田村三代記』の末尾には屋代本『平家物語』や『源平盛衰記』の「剱の巻」に相当する部分が挿入される。古態を残す渡辺本『田村三代記』の「つるぎ譚」によると、鈴鹿御前の形見として三明の剣のうち田村丸利仁に託された大通連・小通連が田村に暇乞いをして天に登り、3つの黒金となったものを箱根の小鍛冶に打たせたものがあざ丸・しし丸・友切丸の3つの剣であり、そはやの剱は毘沙門堂に納め置いた。古年刀である友切丸は八幡殿に申し下ろして源氏の宝となる。
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