生活習慣病のリスクファクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/26 03:02 UTC 版)
「性差医療」の記事における「生活習慣病のリスクファクター」の解説
糖尿病を患っている人が心疾患により死亡する危険性は糖尿病を患っていない人より高く、その割合は男性よりも女性の方が高いと報告されている。また、メタボリックシンドロームにより心血管系疾患を発症し死亡する人の割合は、男性よりも女性の方が高いと報告されている。これらのことから、複数の心疾患のリスクファクターが重なった場合、それによる危険性の上昇率は男性よりも女性の方が高いだろうと指摘されている。 また、虚血性心疾患のリスクが有意に下がるHDLコレステロール量は男性で45mg/dL以上、女性で60mg/dL以上であると報告されており、低HDLコレステロール血症の診断基準に男女差を設けるべきであるという意見もある。
※この「生活習慣病のリスクファクター」の解説は、「性差医療」の解説の一部です。
「生活習慣病のリスクファクター」を含む「性差医療」の記事については、「性差医療」の概要を参照ください。
- 生活習慣病のリスクファクターのページへのリンク