瑞山神社 (祖霊社)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 17:38 UTC 版)
留守氏代々の祖霊社で歴代の当主ほかを祀る。留守氏が岩切城(宮城県仙台市宮城野区岩切)にいた頃に岩切の志波彦神社境内に一社を建立して初代伊沢家景以来の霊を祀って保栄堂と称し、その後留守氏が寛永6年(1629年)に伊達家重臣として水沢を所有したのを機に保栄堂を移したもの。宝形造の覆屋の中に寛永15年(1638年)の建築である方1間入母屋造妻入杮葺の本殿が建つ。全面に彩色を施して黒漆の下地に金泥で輪繋ぎ文様や亀甲文を画く等装飾性に優れ、軒下の琵琶板に密陀絵と推定されるもので装飾を施すのも珍しく、昭和47年(1972年)に県有形文化財に指定された。
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