現存する打刀の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 16:40 UTC 版)
刀 無銘(伝元重)朱漆打刀拵 徳川家康の次男である結城秀康の指料(さしりょう)として越前松平家に伝来したものである。刀身は14世紀の鎌倉時代末期から南北朝時代に活躍した備前国の長船派の元重の作と伝えられている。元重は同派の兼光や長義とは別系統の刀工と考えられている。元は太刀であったが後世に磨上げられて寸法が短くなり無銘となっている。刀と拵が共に重要文化財で東京国立博物館が所蔵する。刃長68.5cm。拵えはしゅうるしのうちがたなこしらえと読む。
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