現在の溶銑予備処理プロセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:49 UTC 版)
現在の製鋼では転炉での処理の前に溶銑の脱珪、脱燐、脱硫を行う溶銑予備処理と呼ばれる工程がある。 トーピードカーなどの移送容器内に焼結鉱などの酸化鉄を投入する事で脱珪を行なう。溶銑の入った取鍋(とりなべ)に石灰、酸化鉄、螢石などを混合した脱燐剤をガスとともに溶銑中に吹き込んで脱燐を行なう。また、酸化カルシウムやNa2CO3、CaCO2、Mgなどの脱硫剤を入れて耐火物製の羽根で攪拌して脱硫を行なう。
※この「現在の溶銑予備処理プロセス」の解説は、「転炉」の解説の一部です。
「現在の溶銑予備処理プロセス」を含む「転炉」の記事については、「転炉」の概要を参照ください。
- 現在の溶銑予備処理プロセスのページへのリンク