現在の奥六郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 20:09 UTC 版)
現在では、岩手県を南北に流れる北上川沿いの北上盆地の内、南の端の旧磐井郡を除く地域にあたり、稀に「北上平野」とも呼ばれる。 現在、北上盆地の南の端には、北上平野と低い山地で分けられる西磐井郡(平泉町や一関市中心部がある小盆地。北上川沿いに奥六郡と繋る)と、北上盆地から外れる東磐井郡があるが、これらは明治時代初期に旧・磐井郡を分割したもの。奥州藤原氏の本拠地・平泉は、在地勢力の本拠である奥六郡と、陸奥国府多賀城を背景に朝廷勢力の強い仙台平野とのつなぎ目にあたる軍事的な要衝の小盆地「西磐井郡」にあった。そのため、「奥六郡」という場合に、漠然とこの西磐井郡も含めることがある。
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