現在のカザフスタニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 14:26 UTC 版)
「カザフスタニア」の記事における「現在のカザフスタニア」の解説
カザフスタニアは、アラル海の北東、シベリアクラトンの南、アルタイ山脈とバルハシ湖の西の地域から成り立っている。これは現在のカザフスタンの大部分に当る地域であり、面積は約130万km2。 現在のカザフスタニアの表面は、長い間浸食を受け続けているため、主に平原となっている。標高の高い山と言っても、せいぜい標高1500m位の山がカラガンダのすぐ東に存在する程度である。また内陸性の気候で比較的乾燥しているため、大河などは無く、草原(ステップ)が広がっている。 カザフスタニアで目立つ鉱産資源としては、世界中のウランの確認埋蔵量のうちの4分の1が集中しており、他にも、鉛、亜鉛、アンチモンの世界有数の産地としても知られている。なお、カザフスタニアの南端部にあるトゥラン低地には巨大な天然ガス田があるが、これはインドプレートが衝突してきた結果形成されたと考えられている。
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