現代の哺乳類との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 04:07 UTC 版)
「ディメトロドン」の記事における「現代の哺乳類との関係」の解説
ディメトロドンと現代の哺乳類は、外見上は何の関連もないと思われるが、この両者の間には異歯性という共通する特徴がある。ディメトロドンは、その学名の通りに突き刺す用途の歯(犬歯)と肉を切り裂く用途の歯という異なった用途の二種類の歯を持ち、捉えた獲物を効率的に咀嚼していたと考えられている。この形質は、のちに哺乳類に受け継がれるものである。ディメトロドン属そのものは哺乳類に繋がらず、子孫を残すことなく絶滅したが、ディメトロドンの属するスフェナコドン科に近い系統から、獣弓類(哺乳類に繋がる系統)が進化した。
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