珪藻土製の自主回収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 02:54 UTC 版)
2010年代後半から見られるようになった珪藻土製のうち、2020年には家具メーカーのニトリやホームセンターのカインズが販売していた製品から基準値を超えるアスベストが検出され、各社が自主回収に乗り出した。ニトリの製品には吸水性を回復するための手入れ用ヤスリが付けられており、ヤスリで削った際にはアスベストが飛散する可能性があった。なお、珪藻土自体は生物起源であり、鉱物起源であるアスベストが含まれる余地はきわめて少ないことから、特定製品の流通段階で不純物として混入したものと見られている。 2020年12月28日には日本珪藻土日用雑貨製造協会がアスベスト不使用のメーカーを公開したほか、協会所属企業にもアスベスト含有製品の点検の周知や依頼を実施し、管理指導を徹底したと発表した。
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