獲得免疫との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 06:14 UTC 版)
「パターン認識受容体」の記事における「獲得免疫との関わり」の解説
自然免疫と獲得免疫は便宜上は別々の免疫として分類されるものの、 獲得免疫をつかさどるT細胞などは自然免疫のマクロファージなどから、異物に対する情報を受け取るわけであるので、 なにかしら、自然免疫の細胞も獲得免疫に情報伝達をしている事になる。 現在では、トル様受容体やC型レクチン受容体が、獲得免疫への情報伝達にも役割をしている事が分かっている。 レクチンの一種であるdectin-1は、MHCクロスプレゼンテーションを行っていることが知られている。 C型レクチン系の免疫関連シグナル伝達はおおむね、チロシンのリン酸化によって伝達が開始する種類のものが多いとされている。
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