物語中の高順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:44 UTC 版)
小説『三国志演義』では、呂布が曹操から兗州を奪う場面で初登場する(なお、高順は八健将の一員ではない)。濮陽での曹操軍との最初の戦いでは、曹操をあと一歩のところまで追い詰めるが、曹操軍の典韋に撃退される。その後、曹操の反撃で呂布が兗州から追われた際には、呂布の家族を護衛している。 呂布が劉備から徐州を奪うと、高順は呂布の命令で袁術と対峙する劉備軍に背後から迫り、これを敗走させる。高順は袁術軍の紀霊に対し、袁術が呂布に約束していた兵糧を要求したが、その場では受け取れていない。袁術が呂布を攻撃してきた際には、高順は袁術軍の橋蕤に対処し、これを撃破している。 沛における夏侯惇との一騎討ちでは、数十合打ち合うものの敵わずに逃走し、曹性が夏侯惇の目を射たことによって窮地を逃れている。その後、軍を返して夏侯惇を撃破している。 最後は下邳で呂布と共に捕らえられ、一切の抵抗や命乞いもせず呂布に殉じ、斬首されている。
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