牧野信之助とは? わかりやすく解説

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牧野信之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 08:12 UTC 版)

牧野 信之助(まきの しんのすけ、1884年4月23日[1]1939年9月25日 [2][1])は、日本歴史家。専門は日本中世の社会経済史。

来歴

福井県に生れる。1903年福井県立武生中学校を卒業する[1]。尋常高等小学校の代用教員を務めた[1]のち、1906年広島高等師範学校雇となり図書館に勤務し[3][4][5]内田銀蔵に師事するようになる[6]。内田が京都帝国大学に転じると、牧野も1908年4月に京都帝国大学文科大学[7]として国史研究室勤務となり、同年9月には助手となる[6][1]

1909年に京都帝国大学史学科選科に入学し、1912年に修了[1]。同年10月に石川県立師範学校教諭となり[1]1916年に福井県史編纂主任になる。以後、滋賀県史編纂主任、堺市史編纂長、北海道史編纂長、大津市史編纂監修、福井県今立郡岡本村の村史編纂顧問などを務め、また1933年から京都帝国大学文学部講師も務めた[8]

脚注

  1. ^ a b c d e f g 牧野信之助君伝記編纂会 1942, pp. 61–65
  2. ^ 〔柴田〕「牧野信之助氏の訃」『史林』第24巻第4号、史學硏究會、1939年、207-208頁、CRID 1573387452594018816 
  3. ^ 『廣島高等師範學校一覧 従明治39年至明治40年』廣島高等師範學校、1906年6月29日、153頁。NDLJP:813334/218 
  4. ^ 『廣島高等師範學校一覧 従明治40年至明治41年』廣島高等師範學校、1907年7月18日、157頁。NDLJP:813334/353 
  5. ^ 『広島高等師範学校一覧 〔従大正10年至大正11年〕』廣島高等師範學校、1921年12月20日、206頁。NDLJP:939525/110 
  6. ^ a b 福井県 1957
  7. ^ 『職員録 明治42年(甲)』印刷局、600頁。NDLJP:779796/330 
  8. ^ 日本歴史学会 1999

参考文献

  • 牧野信之助君伝記編纂会 編『牧野信之助君伝並追悼録』牧野信之助君伝記編纂会、1942年。 NCID BN02819260 
  • 福井県 編「牧野信之助」『大正昭和福井県史』 下巻、福井県、1957年、822-826頁。 NCID BN1037750X 
  • 日本歴史学会 編『日本史研究者辞典』吉川弘文館、1999年、300-301頁。 



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