牛ヘルペスウイルス1型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 08:33 UTC 版)
牛ヘルペスウイルス1型(うしヘルペスウイルス1がた、英: Bovine herpesvirus 1;BHV-1)とはヘルペスウイルス科のウイルスの1種であり、世界中に分布し、ウシに鼻気管炎、膣炎(en:vaginitis)、亀頭包皮炎、流産、結膜炎、腸炎(en:enteritis)などの症状を引き起こす。BHV-1はまた輸送熱(shipping fever)の要因の1つである。BHV-1は性的接触、人工授精、エアロゾルを介して伝播する。BHV-1は他のヘルペスウイルスと同様に生涯にわたり持続感染を起こす。坐骨神経や三叉神経に潜伏する。ワクチンが存在し、病勢の軽減と発生率の低下の効果がある。
- ^ Fenner, Frank J.; Gibbs, E. Paul J.; Murphy, Frederick A.; Rott, Rudolph; Studdert, Michael J.; White, David O. (1993). Veterinary Virology (2nd ed.). Academic Press, Inc. ISBN 0-12-253056-X
- ^ Carter, G.R.; Flores, E.F.; Wise, D.J. (2006年). “Herpesviridae”. A Concise Review of Veterinary Virology. 2006年6月4日閲覧。
- 1 牛ヘルペスウイルス1型とは
- 2 牛ヘルペスウイルス1型の概要
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