爆発物検知
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 14:01 UTC 版)
「慣性静電閉じ込め核融合」の記事における「爆発物検知」の解説
中性子を爆発物に照射すると爆発物に含まれる水素や窒素と核反応(中性子捕獲反応)を起こし、元素に特有のエネルギー分布を持つガンマ線が放出されるのでこれを検出する。特に爆薬中に多く含まれる窒素は中性子捕獲反応で10.83 MeVのガンマ線を放出するが、このガンマ線は他の元素によって放出されるものと比べてエネルギーが高いので容易に識別できる。
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