熱硬他性アクリル樹脂
熱硬化性樹脂の一種で、加熱により架橋反応が進展するアクリル樹脂をいう。熱硬化アクリル樹脂はOH、COOH、グリンジルあるいはアミノ基をもったアクリルモノマーをアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレンなどと共重合させたもので、充填材を加えることで強固な成形品を得ることができる。それがもつ透明性、耐候性、高硬度、優れた外観から、自動車部品ではテールランプレンズ、メーターパネルなどの成形品に、工作機機械や産業機械類ではカバー類に使用されている。
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