熱加硫
生ゴムに加硫剤や加硫促進剤などを配合し、加熱することでゴム分子間に橋架け構造を生じさせる(架橋という)方法をいう。架橋によりゴムの弾性および引張り強さが増大する。加硫剤には普通は硫黄が使われ、加熱は水蒸気、空気などを熱源として行われる。生ゴムに対して硫黄の混合量が約6%で軟ゴムが、約30%でエボナイトが得られる。熱加硫が一般的であるが、塩化硫黄を加硫剤とする冷加硫という方法もある。
Weblioに収録されているすべての辞書から熱加硫を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 熱加硫のページへのリンク