照願寺_(いすみ市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 照願寺_(いすみ市)の意味・解説 

照願寺 (いすみ市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 09:41 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
照願寺
所在地 千葉県いすみ市大原10670
宗派 浄土真宗本願寺派
創建年 鎌倉時代初期
開山 念信
中興年 文政元年(1818年
中興 西信
正式名 小山御坊照願寺
文化財 紙本著色親鸞上人絵伝(重要文化財)
テンプレートを表示

照願寺(しょうがんじ)は、千葉県いすみ市にある浄土真宗本願寺派寺院

歴史

鎌倉時代初期、念信によって開山された。念信は親鸞の高弟「二十四輩」の一人で、俗名「高沢氏信」という清和源氏出身の武士であった。出家後、浄土真宗の教えを広めるとともに、所領の常陸国那珂郡に寺を創建した。元禄年間(1688年 - 1704年)に当寺は分立し、元の常陸国の照願寺は東本願寺を、現在地の上総国の照願寺は西本願寺本山として仰ぐようになった[1]

分立後しばらくは、築地御坊(現・築地本願寺)から僧侶が派遣される輪番制の説教所であったが、1818年文政元年)に常陸国の照願寺より西信が入寺して、「小山御坊照願寺」と称した。その際に「紙本著色親鸞上人絵伝」を持ち込んでいる。これは本願寺第三世覚如が製作したもので、現在、国の重要文化財に指定されている[1][2]

文化財

  • 紙本著色親鸞上人絵伝(重要文化財 大正4年3月26日指定)[3]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 照願寺真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  2. ^ 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年、248p
  3. ^ 紙本著色親鸞上人絵伝文化庁

参考文献

  • 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  照願寺_(いすみ市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「照願寺_(いすみ市)」の関連用語

照願寺_(いすみ市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



照願寺_(いすみ市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの照願寺 (いすみ市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS