焼き尽くす糞と雄牛の体格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:14 UTC 版)
「ボナコン」の記事における「焼き尽くす糞と雄牛の体格」の解説
プリニウスはボナコンをバエオニア(マケドニア)に棲息する野生動物・ボナススとして紹介している 。体つきの全容は、鬣(たてがみ)をもつ雄牛のようであるという。 ほかにも、内側に向けて螺旋状に巻いた角と、馬の鬣を具えており、動物寓意譚ではその角と鬣は緑色であったと記されている[要出典]。実に、この怪物が持つ武器は、角ではなく糞であったと語り手は言う。追いかけられると身を守るために大量に脱糞し、その量は周囲3ハロン(約603.5m、概算8,000m2)、または3ユゲラ(0.75ha)もの広範な土地を埋め尽くしてしまう。その悪臭は凄まじく、触れる物のことごとくを焼き焦がし、木も草も人も死を免れ得ない。
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