無法者トゥオル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/18 15:21 UTC 版)
16歳になったトゥオルは伝承の知識と勇気を併せ持ち、灰色エルフの弓と斧とを力強く扱う者になった。アンナイルの一族は洞窟を捨て、ノルドールの門を抜けて南方への避難を試みたが、オークと東夷の軍勢に襲われ、ちりぢりになって逃げた。しかしトゥオルは敵と戦うことを選び、多くを倒したが、しかるのち捕らわれ、東夷のロルガンの捕虜となった。三年を奴隷として過ごすと、成長したかれは番人を倒して逃げ出し、アンドロスの洞窟へと戻った。かれはノルドールの門を探して、四年のあいださまよい、行き会う東夷を多く殺し、そのため賞金首となった。しかしかれは門を見いださず、わずかに山中に残ったエルフたちも何も知らなかった。
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