無次元数による比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 00:40 UTC 版)
上記の各移動現象は同時に起こることも多く、各流束の大きさの比較が重要になることがある。粘性係数は動粘性係数νで、熱伝導率は熱拡散率α で考えると(拡散係数はそのままでよい)全て単位がm2/sとなる。そのため、それぞれの値の比をとった無次元数を調べることにより、大きさの比較をすることができる。 動粘性と熱拡散率の比をプラントル数という。 動粘性と物質拡散の比をシュミット数という。 熱拡散と物質拡散の比をルイス数という。
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