無声化母音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 04:41 UTC 版)
母音は言語によってはしばしば無声音として実現されることもある。この現象を母音の無声化(ぼいんのむせいか)という。 例えば、日本語の音韻体系において、無声子音に挟まれた狭母音[i], [ɯ](「北」[ki̥ta]、「房」[ɸɯ̥sa])や、無声子音の後で文節末でピッチの低い狭母音[i], [ɯ](「秋」[aki̥]、「〜です」[desɯ̥])などの場合がある。但し、中部地方から中国地方にかけての方言においては、母音の無声化の起こらないものも少なくない。
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