点役とは? わかりやすく解説

てん‐やく【天役/点役】

読み方:てんやく

中世朝廷大儀造営があった時など、臨時賦課し雑税


点役

読み方:テンヤク(tenyaku)

天皇課した臨時の税。

別名 天役


天役

(点役 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/09 08:44 UTC 版)

天役(てんやく)は、中世日本において朝廷が臨時に課した公事のことで勅役(ちょくやく)・勅事(ちょくじ)と同じとされる。中世後期(室町時代前期以降)は、点役と記されるようになった。


  1. ^ 上杉和彦は鎌倉幕府の「天役」は幕府が臨時徴税の正当性を強化するために天皇の名に基づく「天役」を口実とした臨時徴税を行ったもので、戦国期の『日葡辞書』にあるような義務感を意味するものではなかったとする(上杉、2015年、P181)。
  2. ^ 上杉和彦は「点役」が「天役」から転じた言葉なのか再検討の余地があることを指摘している(上杉、2015年、P188)。


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