灰寄とは? わかりやすく解説

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灰寄

読み方:ハイヨセ(haiyose)

死者火葬したあとで灰をかき寄せて骨を拾うことをいう。

別名 骨揚(こつあげ)


灰寄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/18 02:35 UTC 版)

灰寄(はいよせ)は、日本葬儀儀礼の一種であり、葬儀、告別式後に親族や近親者等が、葬儀に際して、世話になった人々等を招いての精進落としのような席。主に長野県東部などで行われる[1]あとふきご苦労よびおときなどと呼ぶ場合もある。

火葬にした遺骨を迎えた後に、簡単な料理を用意して、近親者だけで行うこともある。僧侶も同席することが多い。数百人規模の飲食を伴う場合もある[2]

佐久地域では葬儀当日、灰寄にあわせ、行器(ほかい)や寺送(てらおくり)や位牌分(いはいわけ)等の行事を行う場合がみられる[3]

次第

以下は灰寄の次第の一例である[4][5]

  1. 黙祷
  2. 世話人挨拶
  3. 喪主御礼挨拶
  4. 菩提寺住職法話
  5. 代表者献杯
  6. 遺族による参列者見送

脚注

  1. ^ 『信州の冠婚葬祭三訂版』全211頁中 174頁 信濃毎日新聞社発行平成9年4月27日 ISBN 9784784097074
  2. ^ 『信州の冠婚葬祭三訂版』全211頁中 175頁 信濃毎日新聞社発行平成9年4月27日
  3. ^ 『佐久市志民俗編上』全1706頁中755頁 発行者長野県佐久市平成2年2月20日発行
  4. ^ 『告別式葬儀心得』発行金沢正昭平成5年9月1日全15頁中10頁
  5. ^ 『告別式葬儀心得』発行金沢正昭平成5年9月1日全15頁中11頁

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