灯里ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 12:54 UTC 版)
朱里に扮する生活に慣れ始めた頃、匠は女生徒から告白される。告白の事実を知った灯里は、自身の嫉妬心から匠への恋を自覚する。瀬奈の後押しにより匠と灯里は互いに恋心を打ち明け、2人は付き合い始める。恋人同士となった2人の仲は進展して匠は灯里を抱こうとするが灯里に拒まれる。実は灯里は庶子であり、兼元家に居場所を作ろうと何年も躍起になっていた。自身が政略結婚の道具となることすら灯里は当然と考えていた。そのため、匠に抱かれそうになった際には、純潔を失うことで兼元家での居場所がなくなるという恐れが生じたのだった。やがて灯里はこの恐怖心を克服し、匠と灯里はついに結ばれる。 そんな折に灯里の父・兼元 伊角が交通事故に遭い意識不明となる。伊角が経営する会社の取締役が匠と灯里の前に現れ、伊角も了承していると騙り灯里に政略結婚を勧める。伊角が経営する会社は経営不振にあり、他企業と提携しなければならない状況にあった。強引な態度に不信感を抱いた匠は、友人達の力を借りて取締役について調べ始める。取締役は横領を行っており、提携先を自分の息がかかった会社にすることで横領の発覚を防ごうと企んでいた。匠達はその証拠をつかみ、取締役を追放する。 取締役の追放後に伊角は意識を取り戻し、灯里と伊角は互いの本音を語り合う。伊角の経営する会社は正宗グループと提携することが決まる。やがて朱里は病院から退院し、匠の影武者生活は終了する。そこからさらに一年が流れ、灯里の卒業に合わせて匠は求婚し、灯里はそれを了承する。
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