潜水艦どうしの水中衝突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:16 UTC 版)
「軍艦の事故」の記事における「潜水艦どうしの水中衝突」の解説
潜航中の潜水艦どうしが水中で衝突する事案が、時折報告されている。原因としては、現代の潜水艦は水中ではほぼ無音で行動するため、すぐ近くを航行していても互いの存在に気付かないものと考えられている。 代表的な事例 コストロマ(ロシア)とバトンルージュ(アメリカ) - 1992年2月11日ムルマンスク州沖のバレンツ海で水中衝突。「コストロマ」はセイル前部を凹損、「バトンルージュ」も数ヶ所の凹損や擦過傷を負った。 「コストロマ」は同年6月29日に修理完了。「バトンルージュ」は帰港後二度と航海に出ずに翌年退役、後に除籍・解体。 ヴァンガード(イギリス)とル・トリオンファン(フランス) - 2009年2月4日ともに大西洋の深海を潜航中、ほぼ正面から衝突。両艦とも艦首を破損して母港に帰港した。
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