演出作品に関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 02:06 UTC 版)
「ニコラ・バタイユ」の記事における「演出作品に関して」の解説
ユシェット座の日本公演のため来日した時、「アンダーグラウンド蠍座」(当時、映画館新宿文化の地下にあった約80席の小劇場)のプロデューサー葛井欣士郎から依頼され1968年1月、ロマン・ヴェンガルテン作『夏』を演出する。出演は加賀まりこ、山口喬。キャストにこだわるバタイユは、葛井が連れてきた女優に対してことごとく「ノン」を連発したため、キャスティングが難航したが、加賀まりこに会って一目惚れしたと言われている。 最も高い評価を受けた作品にF・T・マリネッティ作「15の未来派の作品」がある。新宿文化で上映終了後に上演されるレイトショー形式の演劇は数多くの名作を生んできたが、その中でも独特の光を放つ珠玉の作品と言っても過言ではない。この作品でもバタイユはベテランから若手まで厳選したキャストを揃えている。
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