滑り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 01:12 UTC 版)
非同期機において、同期速度と実際の回転速度 N (rpm)との差を相対速度(そうたいそくど)という。相対速度は回転子からみた回転磁界の回転速度でもある。 相対速度と同期速度との比を滑り(すべり、slip)という。量記号は s 。ひらがなで すべり と表記される場合も多い。 s = N s − N N s {\displaystyle s={\frac {N_{s}-N}{N_{s}}}} 滑りの大きさによって、回転機の種類もしくは状態が判別できる。 滑りが0ならば、同期機である。 滑りが0でないのならば、非同期機である。滑りが0よりも小さいのならば、発電機である。 滑りが0よりも大きく、かつ1よりも小さいのならば、電動機である。 滑りが1よりも大きいのならば、制動機である。
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滑り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 10:01 UTC 版)
磁石の回転速度を同期速度 Ns といい、同期速度と金属板の回転速度 N との差を相対速度という。相対速度は金属板からみた磁石の回転速度でもある。相対速度と同期速度との比を滑りという。量記号は s を使う。 s = N s − N N s {\displaystyle s={\frac {N_{s}-N}{N_{s}}}} 滑りが0に近づくと、金属板の渦電流が小さくなりトルクも小さくなる。
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