準助動詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/18 01:28 UTC 版)
助動詞ではないが、助動詞のように文法機能を示す動詞や複合語を準助動詞と呼ぶ。英語の be going to やフランス語の aller は、近い未来や予定を表す準助動詞である。それぞれの言語で助動詞と見なす基準に当てはまらないので、助動詞ではない。 私は彼に電話するつもりだ: 英語: I am going to call him.否定文で be の後に not が来ること、疑問文で be のみ主語の前に来ることから、助動詞ではない。I am not going to call him. (準助動詞) I will not call him. (助動詞) 仏語: Je vais lui téléphoner.本動詞が分詞形でなく、また目的語が前に来ないことから、助動詞ではない。Je lui ai téléphoné. (助動詞)
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