測光観測での検出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/18 08:23 UTC 版)
上記の分光観測による吸収スペクトルに見られる特徴からの検出とは異なり、測光観測からの系外彗星候補の検出報告も行われている。ケプラーによるF型主系列星のKIC 8462852の観測では、光度曲線中に不規則かつ深いトランジット状の減光が存在することが判明した。この減光の原因は不明だが、巨大な彗星とその破片が恒星の手前を通過することによって不規則で深い減光が発生しているという説が提唱されている。しかし彗星では観測された減光を説明するのが困難だとする反論もあり、巨大な環を持った木星型惑星によるという説や、恒星の周囲のダスト円盤によるという説など、複数の仮説が提唱されている。
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