温泉旅館時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 09:44 UTC 版)
1928年(昭和3年)、賀茂郡伊東町で材木商を営んでいた稲葉安太郎によって、温泉旅館の東海館が創業した。1938年(昭和13年)には国鉄伊東線が開通し、客層が湯治客から団体客に変化したことで、何度か建物の増築を重ねている。1938年(昭和13年)に増築を行った際には、異なる3人の棟梁が各階を担当して技を競ったという。1949年(昭和24年)には望楼が建設され、当時は周辺に高層の建物がなかったことから、天城山がよく見えたという。1958年(昭和33年)9月には狩野川台風で大きな被害を受けている。1988年(昭和63年)には東海館周辺の景観が「静岡県まちなみ50選」に選定された。
※この「温泉旅館時代」の解説は、「東海館」の解説の一部です。
「温泉旅館時代」を含む「東海館」の記事については、「東海館」の概要を参照ください。
- 温泉旅館時代のページへのリンク