渦糸とは? わかりやすく解説

渦度

(渦糸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 21:07 UTC 版)

渦度(うずど、かど[要出典]: Vorticity)は、流れの回転するありさまを表現する量である。渦度はベクトル量(さらに言えば擬ベクトル)であり、流れの速度ベクトルのなすベクトル場回転である。


注釈

  1. ^ 渦線と渦糸は同じようであるが、渦線は幾何学的な曲線であり、渦糸は流体の肉付けのある点が異なる。たとえるなら幾何学的な点と質点との違いに似ている。
  2. ^ 一方、速度勾配テンソルの対称成分はひずみ速度テンソルと呼ばれる。

出典

  1. ^ 今井功『流体力学(前編)』(24版)裳華房、1997年、43-44頁。ISBN 4-78532314-0 
  2. ^ 巽友正『流体力学』培風館、1998年、27-29頁。ISBN 4-563-02421-X 



渦糸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 06:12 UTC 版)

複素速度ポテンシャル」の記事における「渦糸」の解説

渦糸の周り流れは次式で表される。 W ( z ) = i κ log ⁡ z {\displaystyle W(z)=i\kappa \log z} ここでκは渦糸の強さを表す実定数であり、循環Γは次式となる。 Γ = − 2 π κ {\displaystyle \Gamma =-2\pi \kappa }

※この「渦糸」の解説は、「複素速度ポテンシャル」の解説の一部です。
「渦糸」を含む「複素速度ポテンシャル」の記事については、「複素速度ポテンシャル」の概要を参照ください。

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