渡辺章博とは? わかりやすく解説

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渡辺章博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 08:09 UTC 版)

渡辺 章博(わたなべ あきひろ、1959年2月18日 - )は、日本実業家公認会計士GCA共同創業者。フーリハン・ローキー会長、東芝取締役会議長一橋大学大学院法学研究科客員教授、神戸大学大学院経営学研究科客員教授なども歴任。

人物・経歴

東京都武蔵野市生まれ。父が八幡製鐵に務めていたため小学校2年まで北九州市で過ごした。中央大学在学中の1980年に公認会計士第二次試験合格し、平和共同会計事務所入所。1981年中央大学商学部会計学科卒業。1982年Peat Marwick(のちのKPMG)ニューヨーク事務所入所。1985年米国公認会計士試験合格。1990年Peat Marwickパートナー。1994年KPMGコーポレイトファイナンス代表取締役パートナー[1][2]

2002年渡辺章博公認会計事務所代表者[2]、グローバルコーポレイトアドバイザリー創業、神戸大学大学院経営学研究科客員教授。2004年GCAを創業。2005年一橋大学大学院法学研究科法務専攻客員教授、2007年中央大学大学院戦略経営研究科客員教授。2008年GCAサヴィアングループ(のちのGCA)設立、同社代表取締役。同年ランバクシー取締役[1][3]

やがて共同創業者の佐山展生は方向性の違いから独立し、山本礼二郎インテグラルを設立したが、その際は2008年に同社への出資を行っている。2012年にGCAの東京証券取引所市場第一部への市場変更を果たした。時価総額では、世界のM&Aアドバイザリー企業の中で5強の一角となり、アジアでのビジネスへの専門性などを優位性として経営を進めた[4]。2013年クオリカプス取締役[2]。2015年マルホ取締役[5]。2016年ユニー・ファミリーマートホールディングス取締役[6]。2022年フーリハン・ローキー会長・マネージング・ダイレクター、チェアマン・オブ・アジア・コーポレート・ファイナンス、東芝取締役会議長・指名委員会副委員長・特別委員会副委員長[2]

著書

  • 『企業買収実務ハンドブック : 戦略的買い手として成功するために』日経BP社 1991年
  • 『M&Aとガバナンス : 企業価値最大化のベスト・プラクティス』(井上光太郎, 佐山展生と共著)中央経済社 2005年
  • 『M&Aのグローバル実務』中央経済社 2013年
  • 『新時代を切り拓く会計プロフェッション : 藤沼塾講演録』(斉藤惇, 池田唯一, 梶川融, 北村敬子と共著)同文舘出版 2018年

出典




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