深浦康市の不運(第53期 - 第65期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:54 UTC 版)
「順位戦」の記事における「深浦康市の不運(第53期 - 第65期)」の解説
深浦康市は第53期(1994年度)C級2組順位戦で、9勝1敗の4位(次点)と昇級枠の3人に入れなかった。このとき、10戦全勝が1名(久保利明)、9勝1敗が4名であった。第58期(1999年度)B級2組順位戦では深浦を含む3人が9勝1敗で並び、順位が下の深浦は次点となった。いずれも、頭ハネ(同じ勝ち星の棋士同士ではリーグ表の上位を優先)である。B級2組以下の順位戦において、9勝1敗の成績で昇級を2度逃した棋士は順位戦史上、深浦だけである。それから5年後の第63期(2004年度)で、初めてA級順位戦を戦う。深浦を含み5名が4勝5敗で終えたが、深浦は昇級直後でリーグ表順位が下位のためB級1組に降級。しかし、次期のB級1組で圧倒的な成績(10勝2敗)を収め、A級に即復帰する。そして迎えた第65期(2006年度)A級順位戦では、深浦を含む6名が4勝5敗で並び、前々期と同様、下位のため降級した。4勝の成績でA級から2度陥落した棋士も深浦だけである。
※この「深浦康市の不運(第53期 - 第65期)」の解説は、「順位戦」の解説の一部です。
「深浦康市の不運(第53期 - 第65期)」を含む「順位戦」の記事については、「順位戦」の概要を参照ください。
- 深浦康市の不運のページへのリンク