液圧(プレス)成形
薄鋼板の成形において、雌型の代わりに液体(油や水)を用いて圧力を加え、深絞りや張出し成形を行う。液体が直接被加工材に触れる場合と、ゴム膜などを敷き、液圧を高めて被加工材をパンチになじませる方法とがある。近年、自動車ボディ部品でも、絞りと曲げの工程集約と、ダイ側の廃止による経費低減を目的に実用化が始まっている。また管材の中に液圧をかけて拡管させながら、周りを囲む型に押し付けることにより成形する液圧バルジ成形も、ハイドロフォームとして多用されてきている。
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