消防団員に対する特例措置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 01:48 UTC 版)
「消防団員」の記事における「消防団員に対する特例措置」の解説
さらに、消防団員はその職務の性質上、消防防災に関して高い専門性を有するので、消防防災関連資格の取得において、必要な試験の受検及び講習の受講要件の全部または一部の免除を受けることができる。 例えば、危険物取扱者及び消防設備士の資格取得には所定の試験科目を受験することになるが、消防団員として5年以上勤務し、かつ、都道府県消防学校において一定の教育(普通教育又は専科教育の警防科)を修了した者は、消防団長の証明を受けることにより、一部の試験科目の受験を免除されることを得る。 また、防火管理者および防災管理者の資格取得には防火管理者資格講習の受講が必要であるが、消防団員として指導監督する職にある者(班長以上の階級に適用)に三年以上勤務する者は消防団長の証明を受けることで自動的に資格を取得することができると同時に自衛消防業務講習修了等有資格者としてみなされる。 さらに、消防団員となり8年以上勤務した者は、防火対象物点検資格者講習の受講資格が得られる。
※この「消防団員に対する特例措置」の解説は、「消防団員」の解説の一部です。
「消防団員に対する特例措置」を含む「消防団員」の記事については、「消防団員」の概要を参照ください。
- 消防団員に対する特例措置のページへのリンク