海女のまち条例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:40 UTC 版)
上記のように貝類などを豊富に産する志摩地方では、それらを潜って採取する海女漁が古くから盛んである。海女がとった水産物や海女による語りを売り物にする料理店や、ミキモト真珠島での実演は観光資源にもなっている。全国におよそ2000人程度いる海女のうち、鳥羽市は約500人(2010年時点)と最多である。「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国の無形民俗文化財に指定されたことを受けて、鳥羽市議会は2017年10月2日「海女のまち条例」を全会一致で可決し、即日施行された。海女漁の振興や、後継者育成による文化継承などに取り組む。2017年に海女漁業と真珠養殖業が評価され日本農業遺産に認定された。
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