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浜本純逸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/26 06:38 UTC 版)

浜本 純逸(はまもと じゅんいつ、1937年昭和12年)11月28日[1] - )は、日本の教育学者国語教育学者神戸大学名誉教授[2]

来歴

愛媛県今治市生まれ[1]。1960年広島大学教育学部卒業[1]、1962年同大学大学院教育学研究科修士課程修了、1967年同大学院博士課程単位取得退学[1]。1969年福岡教育大学講師[1]、1971年同助教授[1]、1979年神戸大学教育学部教授[1]。1984年「ロシア・ソビエトにおける文学教育の成立と発展に関する研究」で広島大学教育学博士。2001年神戸大学を定年退官[1]、名誉教授、鳥取大学教育学部教授[1]。2003年早稲田大学教育学部特任教授[1]

1981年石井賞(全国大学国語教育学会)、1998年大村はま賞(大村はまの会)、2002年教育研究賞(日本教育研究連合会)をそれぞれ受賞した[1]

著書

  • 『戦後文学教育方法論史』明治図書出版、1978
  • 『うばら三年』教育企画コヒガシ、1992
  • 『文学を学ぶ・文学で学ぶ』東洋館出版社、1996、シリーズ・国語教育新時代
  • 『国語科新単元学習論』明治図書出版、1997、国語科新単元学習による授業改革
  • 『遠くを見る ことばと学び・四十年』教育企画コヒガシ、2001
  • 『文学教育の歩みと理論』東洋館出版社、2001
  • 本居宣長の国語教育 「もののあはれをしる」心を育てる』溪水社、2004
  • 『国語科教育の未来へ 国語科・日本語科・言語科』溪水社、2008
  • 『ロシア・ソビエト文学教育史研究』溪水社、2008
  • 『国語科教育総論』溪水社、2011

共編著

  • 『福岡県国語教育史研究』編著、渓水社、1980
  • 『文学教材の実践・研究文献目録 1976年10月~1981年9月』浜本宏子共編、渓水社、1982
  • 『作品別文学教育実践史事典』共編、明治図書出版、1983
  • 『作品別文学教育実践史事典 第2集 中学校・高等学校編』松崎正治共編、明治図書出版、1987
  • 『作品別文学教育実践史事典 第2集 小学校編』今林久、東和男共編、明治図書出版、1988
  • 『現代国語教育論集成、時枝誠記』編集、明治図書出版、1989
  • 『小学校語彙指導の活性化』編、明治図書出版、1990、授業への挑戦
  • 『中学校語彙指導の活性化』編、明治図書出版、1990、授業への挑戦
  • 『国語科新単元学習の構想と授業改革』井上一郎共編、明治図書出版、1994、授業への挑戦
  • 『現代若者方言詩集 けっぱれ、ちゅら日本語』編、大修館書店、2005
  • 『国語教育文献総合目録 1958(昭和33)年~2007(平成19)年』編、溪水社、2008

記念論集

  • 『国語科の実践構想 授業研究の方法と可能性 神戸大学教授浜本純逸先生退官記念論集』井上一郎編、東洋館出版社、2001
  • 『国語教育を国際社会へひらく 浜本純逸先生退任記念論文集』溪水社、2008

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 「浜本純逸教授 略歴・業績」『早稲田大学大学院教育学研究科紀要』第18巻、早稲田大学大学院教育学研究科、2007年3月、79-82頁。 
  2. ^ 支局長からの手紙:受け継がれる精神 /鳥取”. 毎日新聞. 2023年4月26日閲覧。

参考文献

  • 「年譜」『国語教育を国際社会へひらく 浜本純逸先生退任記念論文集』



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