新橋浅間神社
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 10:23 UTC 版)
| 新橋浅間神社 | |
|---|---|
|   拝殿  | 
    |
| 所在地 | 静岡県御殿場市新橋2083 | 
| 位置 | 北緯35度18分2.2秒 東経138度55分49.8秒 / 北緯35.300611度 東経138.930500度座標: 北緯35度18分2.2秒 東経138度55分49.8秒 / 北緯35.300611度 東経138.930500度 | 
| 主祭神 | 木之花咲耶毘売命など | 
| 社格等 | 旧村社 | 
| 創建 | 1161年(応保元年)[1]、あるいは1193年(建久4年)[2] | 
| 例祭 | 10月9日 | 
   新橋浅間神社(にいはしせんげんじんじゃ)[3]は、静岡県御殿場市新橋(にいはし)にある神社。
正式名称は単に浅間神社(せんげんじんじゃ)だが[4]、御殿場市内も含め、周辺に「浅間神社」が数多くあるため、区別の都合上、地名を冠して「新橋浅間神社」と表現されることがほとんどである[2][3]。
概要
御殿場駅の富士山口(西口)の近辺にある市内の中心的神社である。
創建は、1161年(応保元年)に熊野信仰衆徒の鈴木氏が造営したとも、1193年(建久4年)に源頼朝が富士の巻狩りをした時とも伝えられる[2][1]。
江戸時代、1680年(延宝8年)の新橋村の『村鏡差出長』には、浅間・神明・八幡・天神・愛鷹大明神が合祀された「五社浅間宮」であったと記されている[1]。
明治時代に入り、村社に指定されるが、1883年(明治16年)に富士登山の御殿場ルートが作られ、1889年(明治22年)に東海道線(現・御殿場線)が開通したことで、富士登山(御殿場ルート)の出発地として繁栄する[1]。
当神社にて7月1日に富士山開山式、8月31日に富士山閉山式が行われる他、狭間の8月第1週末に催される「御殿場夏まつり歩行者天国」内の「御殿場わらじ祭り」も、当神社で行われる[5][6]。
2001年(平成13年)5月、掘削工事の過程で出てきた飲用可能な湧水を「木の花名水」として提供開始[2]。
2019年(平成31年)6月、境内に「恋人の聖地」を設置[2]。
なお、浅間神社(富士山)の祭神である木之花咲耶毘売命は、縁結び・子宝・安産・育児祈願の子安神社の祭神としても知られているが、当神社でも祭神が同じ子安神社を、境内社として別個に設けている。
祭神
- 主祭神
 
- 合祀神
 
境内
- 境内社
 
- 子安神社 - 祭神: 木之花咲耶毘売命(子安大神)、例大祭: 3月最終日曜日(本来は4月5日)。
 
祭事
- 1月1日 - 歳旦祭
 - 1月15日 - 成人式
 - 2月3日 - 節分祭
 - 3月最終日曜 - 子安神社・例大祭
 - 7月1日 - 富士山開山式
 - 8月第1日曜 - 御殿場わらじ祭り
 - 8月31日 - 富士山閉山式
 - 10月9日 - 例大祭
 - 11月15日 - 七五三祈祷祭
 - 12月23日 - 新穀感謝祭
 - 12月31日 - 大祓式
 
脚注
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