沿線地域への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 17:32 UTC 版)
金名鉄道の開通は以下のような影響を及ぼし白山麓一帯に大変革をもたらした。開通25周年の1949年、小堀定信の胸像が地域住民有志によって白山下駅前に建立された。 手取川東岸の河内-吉野谷-尾口-白峰が国道で結ばれていたものが、対岸の鳥越は当時郡道・村道が通るのみ(現在も「県道」)であったが、同線の開通により交通の近代化が促進された。 手取峡谷の観光開発が進んだ。 服部・河合鉱山の陶石、白山麓の木材が同線を通じ広く各地へ送り出された。 同線を利用する河内・吉野谷村民のため、両村と鳥越を結ぶ橋梁の整備が進められた。 能美郡に属していた鳥越村が、1949年に石川郡に編入するきっかけとなった(「鳥越村#沿革」の項参照のこと)。
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