油回収作業の開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 21:00 UTC 版)
「ナホトカ号重油流出事故」の記事における「油回収作業の開始」の解説
その後、海上では海上保安庁(第八管区、第九管区が主体)や海上自衛隊が、重油が漂着した海岸では地元住民や航空自衛隊輪島分屯基地、全国各地から集まったボランティア、自衛隊などが回収作業に当たった。石油連盟は「ナホトカ号流出油防除支援対策本部」を設置し、油回収機材の貸し出しを実施した。 三国町に漂着・座礁した船首部からはタンク内に残った重油の抜き取り作業が行われ、2月25日に完了した。陸上から船首部に向かって仮設道路が突貫工事で建設されたが、当初は躊躇していた洋上からの回収作業が進展し、船舶での回収2800キロリットル、仮設道路からの回収は殿役で381キロリットルであった。この事故でガット船による油回収の有効性も確認された。
※この「油回収作業の開始」の解説は、「ナホトカ号重油流出事故」の解説の一部です。
「油回収作業の開始」を含む「ナホトカ号重油流出事故」の記事については、「ナホトカ号重油流出事故」の概要を参照ください。
- 油回収作業の開始のページへのリンク