河野義行への謝罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:11 UTC 版)
関係者の対応は次のとおりであった。 当時の国家公安委員長野中広務は、個人として河野に直接謝罪している。 長野県警察は、本部長が「遺憾」の意を表明したのみで「謝罪というものではない」と直接謝罪もなかった。しかし、後の2002年に長野県公安委員会に河野が就任し、長野県警本部長がかつての捜査について謝罪せざるを得なくなり、初めての謝罪をした。 マスコミ各社は、誌面上での訂正記事や読者に対する謝罪文を相次いで掲載した。久米宏が当時「ニュースステーション」の中継対談で番組の“顔”として詫びた。また前述の『週刊新潮』の謝罪は今も行われていない。なお、報道各社の社員個々人による謝罪の手紙については河野のもとに多数届いたという。 オウム真理教は、アレフへ再編後の2000年に河野に直接謝罪した。
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